スピーキング力の伸ばし方2

こんにちは、八王子市の英語塾、LAA英語スクールの講師、捧 慶太です。

 

今回は前回の続きです。高校生で1年間留学したねるさんが、最初の挫折からどのように行動していったのかを見てみましょう。

 

まず、自習学習を大切にしました。日本から持って行った単語帳と基礎の英文法はしっかりと学習しました。それをベースにとにかく喋ることを大事にしました。間違ってもいいので。というか間違わない人などいないので。そこを気にしていたらまず何も始まらないと思いました。

また、世界各国から生徒が留学に来ていることもあり、日本人は日本人同士、南米人は南米人同士など、同じ国の人同士で固まりやすいのですが、私は日本人の友達と過ごす時間をなるべく減らして、中国人の子や、ヨーロッパから来た子と友達になり、一緒に過ごしていました。

同じ1年間の留学でも、日本人同士でいた人たちのスピーキング力があまり向上しなかった、ということも珍しくなかったので、結果的にこれは良かったと思います。

最初は辛かった留学ですが、半年くらい経過すると、「楽しい!」と思うようになりました。私のホームステイ先は1つではなかったのですが、その頃に1番最初のホストファミリーに会いに行って、いわゆる「どうだ!、成長しただろ!」みたいなチャレンジにも行きましたね笑。すごく英語力を褒めてくれたので嬉しかったです。

その後1〜2ヶ月すると、「会話が自然にできる!」と実感するようになりました。この時点で留学8ヶ月目くらいでした。友達と「楽しく」遊びに行くことも増えました。他にもホストファミリーのお孫さんと一緒に遊んだり(すごく生意気で大変でした笑)、他の国の子と一緒に料理をしたりもしました(パスタの茹で時間が国によって違ったので、そんなことでみんなでケンカしたりも笑)。とにかく最後の方は、すごく楽しかったことを覚えています。

そんなこんなで1年間頑張りました。英語力向上という目標も達成できたし、友達もいっぱいできました。日めくりカレンダーで最後の日を待ち望んでいたのが嘘のように、帰国が寂しかったりもしました。(でもやっぱり帰れて嬉しかったです笑)。でもまた機会があれば行きたいと思っています。

 

すごく面白いお話でした。彼女の今の英語力は高いですが、誰でもそこまで到達するには努力が必要である、ということですね。最後に来週は、当時の、そして今の具体的な英語の勉強法について教えていただこうと思います。