スピーキング力の伸ばし方

こんにちは、八王子市の英語塾、LAA英語スクールの講師、捧 慶太です。

 

今回は、私の知り合いの方で英語がすごく喋れる子がいるので、その子にお願いをして、どのような環境で英語を勉強してきたのか、そしてスピーキング力を伸ばす勉強法について書いていただこうと思います。

 

はじめまして、ねるです。私はアメリカで生まれて2才の時に日本に引っ越しました。その後、高校1年生の冬から高校2年生の冬まで1年間(15〜16才)、ニュージーランドに留学しました。小さい頃から英語は好きでしたが、特別な勉強とか教育は受けていません。中学生の時から英語は周りの友達と比べるとできる方だった思います。実際に中学3年生の時に英検2級に受かって嬉しかったのを覚えています!でも、留学前のレベルはその程度で、英語で日常会話とかは全然できませんでした。

そのため、少し劣等感は感じていました。「アメリカで生まれたのに英語が話せない…」というものです。それが高校生の時に留学を決めた大きな理由です。

私の交換留学は、1年間現地の生徒と一緒の学校に通うというものでした。初めて現地校についた時から、挫折の連続でした。ここには世界各国から留学で高校生が来ていましたが、みんな日本人とはレベルが違いました。初めは自分が今何をしているのか、履修の組み方すら分からなかったので、友達を作ることにも苦労しました。

ホームステイ先でも、最初は疎外感みたいなものがありました。相手が何を言っているのか理解するのに苦労したので、ホストファミリーの方やルームメイトと打ち解けるのにも時間がかかりました。自分の部屋で、ノートに何を喋るかを書いてから話しかけに行く、なんてことも最初はしていました。

また、英語以外でも苦しいこともありました。アジア人に対して差別する人もたまにいて、りんごの皮を投げつけられたり、電話で日本人と話していると「英語を使え」なんてかげ口を言われたりもしました。

そのため最初の数ヶ月は本当に辛かったです。帰りたいと思うことも。日めくりカレンダーのアプリを入れて、365日毎日カウントしたりもしていました笑。

ただ、絶対に英語を話せるようになって帰る!そのように覚悟を決めて、自分の未来を信じていました。

 

お話を聞いていてすごく興味深かったです。普段は強そうに見える子ですが、いろいろな苦しみがあったということですね。ただここからが彼女の反撃です笑。自分の英語力を変えるためにどう行動したのか、続きはまた来週にしようと思います。