TOEIC公開テスト
こんにちは、八王子市の英語塾、LAA英語スクールの講師、捧 慶太です。
今日は第270、271回のTOEIC公開テストの日でしたね。おそらく今日は結果報告や感想で、twitterなどが賑わうことだと思います。そして手応えがあった人もなかった人も、今日からまた再スタートの日とも言えると思います。
今回私は受験することはありませんでしたが、もちろん今でも定期的に受験しています。TOEIC指導をする上で、常に進化しているTOEICテストの感覚を鈍らせないことは必須だと思っています。特にここ数年、ここ10年の変化は著しいと思います。10年前のTOEICのテストで満点のレベルの人が、今のテストで900点取れるかな、どうかな、くらい難しくなっていると思います。
いずれにせよ、点数を上げたいと思うのなら、英語のレベルを向上させるしかないのですが、とりあえずそこは置いておいて、今回はTOEICテストを受験する上で、精神面において、大切であると思うことを、私自身の失敗談と共に、お話ししたいと思います。
私のTOEICスコアがおよそ950点くらいの頃、ある受験会場にテストを受けにいきました。その会場の教室は狭く、周りの受験者の方全員を見渡せるくらいでした。マークシートの記入を終え、試験前にやること全て終わった時、ふと、周りの方の動きが気になりはじめました。鼻をすする音、ペーパーの音、全てが気になりはじめ、注意力散漫のままテストがはじまり、その後も周りの方の動きで頭がいっぱいのままテストが終わってしまいました。
結果は850点、約2年ぶりに900点以下を出すことになったのです。
大学受験などにもありますが、試験とは自分との戦い、とはよく言ったものです。会場や他の受験者の方のせいでは全くありません。勝手に意識して失敗しました、これは愚の骨頂ですね。おそらく自分自身に対するおごりもあったのだと思います。
1ヶ月も経たない次の試験では、「自分自身に集中」、を強く言い聞かせました。結果は970点。気持ちの面でこれほど変わるものなのだと思います。
今では何度もテストを受けているので、同じ会場にあたることはよくあります。その中で好きな会場や苦手な会場も。それでも1番の敵は自分自身、と言い聞かせてやる必要があると思います。
とはいえ、120分の試験の中で、ずっと集中し続けるのは良い意味で人間でない人以外には不可能でしょう。気持ちがそれた時、いかに素早く元に戻ってこれるか、これもすごく大切だと思います。
というわけで、今回はTOEIC受験時における、心の持ち方、についてお話しさせていただきました。私も二度と自分自身におごることなく、精進したいと思います。
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