TOEIC高得点のための時間配分2
こんにちは、八王子市の英語塾、LAA英語スクールの講師、捧 慶太です。
さて、今回はTOEICリーディングセクションの時間配分について書きたいと思います。
TOEICのリーディングセクションはPart5、6、7に分かれており、Part5が計30問の文法問題、Part6が長文&文法問題で計16問、Part7が長文問題で全54問となっています。
大まかに推奨されている時間配分とは、Part5に1問20秒で計10分、Part6に1問30秒で計8分、残りの57分を使いPart7の長文問題1問約1分で解き計54分、残り3分で全体の見直しをするというものです。
Part5 Part6 Part7
1問約20秒 1問約30秒 1問約1分
30問 約10分 16問 約8分 54問 約54分
でも正直に言うと、こんなにうまくいったら苦労しないですよね。正直これはただの目安だと思います。
ちなみに私がTOEIC900点くらいのレベルの時は、だいたいPart5、6に20分、残り55分でPart7を解き、時間が足らず3〜5問は塗り絵だったと思います。900点でも思い通りにいかないので、これはやはりただの目安です。やみくもにテストを受けて時間がなくなることを防ぐためのものです。
そのため、TOEIC600点〜700点を目指す人はそこまで気にしなくていいと思います。目の前の問題に1つずつ取り組み、わからない問題はスパッと飛ばす、これで十分です。
TOEIC800点〜900点を目指す人は、このだいたいの時間配分の目安を頭に入れて受けるといいと思います。そして多くの問題を自信を持って答えられるように訓練する、そしてこの時間配分の枠におさめるように訓練する。それで数問塗り絵でも普通のことです。この順番がいいと思います。おざなりに早く読んでも非効率だと思います。よく早く読む訓練をしようと言いますが、私はそれと同時に、理解できるようになって、そして気づいたら同じレベルの文を早く読めるようになっていた、これが大事だと思います。
そしてTOEIC950点以上を目指す時にも、この時間配分を目安にしていいと思います。そして少しでも早く、正確に解答できるように訓練する。950点でも、10問前後は落としてもいいということですからね。
そしてTOEIC満点を目指すには、自分の中の時間配分を決めることが大切です。リーディングセクションでは、全問正解することが前提になるので、時間内におさめることは当たり前、そして100問全てに正解するには見直しの時間も10分は欲しいと思います。
私がTOEIC満点を取得するときは、Part5に約10分、Part6に約8分かかっています。900点を取得した頃とPart5、6に要する時間はほとんど同じです。私は文法問題が苦手で、というかどっちも正解に思える、という問題があるとずっと悩んでしまうたちなので、ここの時間は縮められませんでした。
そのかわり、Part7は約40分から50分で解いています。残りの17分〜7分くらいでチェックしたところを見直しします。10分の時間幅は難易度によります。
そのため、自分に合った時間配分を見つけることが900点以上を取得するには必要で、800点以上を狙う場合でも考えてみるといいと思います。
それでは今回はこの辺で、少しでも参考になればと思います。
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