TOEIC高得点のための時間配分

こんにちは、八王子市の英語塾、LAA英語スクールの講師、捧 慶太です。

 

今回は、TOEICテストでの時間配分について書きたいと思います。

まずはリスニングについて。

多くの人がご存知の通り、TOEICのリスニングパートでは45分間と時間が決められているので、時間配分も何もないと思う人もいるかもしれませんが、TOEIC攻略の上では、考える必要があるとも思います。

まずは基本的なこと、各パートの始めにはディレクションが流れるので、その時間を使い先読みをする。1番基本的なことですが、1番大事なことだと思います。正直に言うと、TOEIC満点を取得している人でも、先読みがなければ990点は取れない人も多いと思います。

リスニングセクションでの時間配分のアドバイスはこれくらいですが、他にもいくつか変わったやり方もあります。

例えば、リスニングセクションはPart1〜4までに分かれていて、Part1、2は問題文をそこまで読まなくていいセクション、Part3、4は問題文をしっかり読まなければならないセクションなので、私はPart1、2の時間は答えを見つけたらすぐにPart3、4の問題文を読みに行っていました。

例えば3、4択問題のPart1、2では、答えがAであれば残りのB、C、(D)の問題は聞かず、AにマークをつけてすぐPart3、4の問題文を先読みして、次に備えていました。特にグラフ、図表問題は2回はPart3、4が始まる前に優先して読んでいました。

もう一つは、リスニングセクションの間に、マークシートへの記入をせず、リスニングが終わった後に1〜100問のリスニングセクション全てのマークをするというものです。

正直私はこの方法をとったことは無いのですが、すごく面白いやり方だと思います。

先程も述べたように、TOEICそのものが時間との勝負なので、1問あたり2〜3秒かかるマークをするくらいなら先読みをする、その後、リーディングセクションの75分間のうち、2〜3分を削ってマークだけをする、というのは理にかなっていると思います。

TOEIC900点近くまでを狙う場合は、いい方法だと思います。ただし、先程も述べたように、TOEICは時間との勝負なので、950点以上を目指す人にとっては、リーディングセクションの2〜3分のロスは命取りになるので、オススメはしません。

リスニングに関してはこのようなところです。まあ初めに述べたように、リスニングセクションでは時間配分というよりも、先読みを頭に入れつつ、自分の英語力を磨いていくことが重要です。

次の記事では、リーディングセクションについて書きたいと思います

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